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講演を聴いて

こんばんは🌝

 

昨日、東広島文化ホールくららにて開催された、東広島イノベーションラボ ミライノさん主催の斎藤幸平さんの講演会に行って来ました。

お恥ずかしながら斎藤さんのことを存じ上げなかったのですが、

タイトルの一部には「SDGsを疑え!」の文字が。

どうゆうことなんだろうと気になり、すぐ申し込みをしました。

 

SDGs=Sustainable Development Goals

持続可能な開発目標ってやつですね。最近はいろいろな場所場面で耳にする事が増えました。

2030年までにSDGsが掲げる17の項目をクリアできる世の中にしていこう!と世界共通認識で進められているこの目標。

僕もいい取り組みだなあと思っていただけに、そのタイトルにまず疑問を持ちました。

 

SDGsの取り組みそのものはとってもいい事だ、と斎藤さんもおっしゃっていました。

が、問題なのは、その言葉が免罪符のようにして販売している商品を買ってしまっていませんか?というところ。

斎藤さんが危ういとおっしゃっていたのは、SDGs関連を銘打った商品を買うことで、自分も取り組みに協力しているような気分になってしまうところ。

そして商品を売りたい企業の思う壺になってしまうことを危惧しておられました。

 

マイバッグやマイボトルなどももちろん持つに越したことはないけど、それが世の中に溢れ、やがて行き場をなくし海洋プラスチックのようになって海を漂うようでは本末転倒。

 

ではどうすればいいのか。

斎藤さん曰く、ものを作り続けないと成長できない今の社会のシステムそのものを変えるしか方法はないのだそう。(脱成長社会の実現)

それは大企業などに言える事だと思いますが、じゃあ個人でできることは何か。

 

まずは一人一人の幸せのあり方を考え直す必要があります。

ものをたくさん持つ事が幸せ、お金持ちが幸せ、流行の最先端にいる事が幸せ、などではなく、

「足るを知る」

ともおっしゃっていましたが、何もなくても幸せを感じられるような、

今一度「幸せ」ということの本来の意味を考え直す必要があるのかな、と感じました。

 

そして、そこからさらに行動に移すとすれば、

そういうことを推している政治家に投票したり、

むしろ自分が政治家になったり、

署名を集めて市や県、国に提出したり、

そういった大きな動きが必要。

 

なのですが、先ほどのSDGsに則った世に溢れている商品などを買ったりすることによって、そこまでしなくても自分はちゃんと協力している「気になってしまう」。

というのがタイトルの「SDGsを疑え」という真髄だったように感じました。

 

それ自体は悪いものではないですが、起こっていることの背景をしっかり考え、

本当に地球をよくするために行っているのか、

売るための免罪符として利用しているのかを見極める確かな目を養う必要がある、というか消費者としての責任でもあるとすら感じました。

 

そして僕自身ものを売っている人間ですから、その話を聞いた上で、

今後の雑貨屋としての商品の提供の仕方なども考え直す必要があると強く思いました。

 

あくまで悲観的な意味ではなく終始笑い声なんかも聞こえてきたりな中でしたが、

とても思慮深く、これからのあり方を深く考えさせられるとっても素敵な講演会でした😊

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